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カヤックで沖に出て海の中から飛び出してくるクジラの声を聞きます。
また、水中に下りて全身でクジラの声を受け止めます。
彼らの声の中でシンガーといわれるオスクジラが決まった節で歌う場面に遭遇することもあります。海洋生物学者ロジャー・ペイン博士は、クジラが人間とまったく同じ方法で作曲し、それを伝承し続けているという研究結果を発表しています。
時々イルカと遭遇したり、ブリーチングといわれるクジラのジャンプをまじかで見ることがあります。エンジンの無いカヤックは、彼らの呼吸音や水面を叩く音を大音響で感じることができるとてもピースフルで特別な乗り物で、他ではできない体験です。
マウイにはシーズン中(12月中旬から4月中旬)、約900頭のクジラたちがアラスカからやってきて、子を産み育てて、愛を育みそして4月の終わりにアラスカに向けて帰っていきます。意外に知られていないのは、彼らの殆どが水中でカメのようにじっとしていることです。
カヤックをこいでいるとき偶然、彼らの上を通ることがあります。そのとき、彼らの歌声が4m以上あるカヤックをビリビリと震わせ、その振動がお尻から伝わってきます。
私たちには何を歌っているのか、その意味は分かりませんが、その声はカヤックを降りた後も、身体の中に染み付いたように記憶されることがあります。それは生命の大先輩である彼らの、歌の中にあるメッセージを人間にも理解できるセンサーがまだ残っているのかもしれないと思うことです。
お昼近くなると、風が強くなりますので、岸のほうへ戻ります。ご希望があればそこでカヤックから降りてスノーケリングをしましょう。
魚達やウミガメと一緒に泳いだり、なかなか行けないシークレットビーチへアクセスしたりします。
ご存知かもしれませんが、クジラの100ヤード(90m)以内にこちらから、アプローチしてはいけないルールがありますので、興奮してかってに近づいたり、飛び込んだりしないでください。
クジラとのセッションはわたしが20年間色々な海で経験してきたどの体験よりも深く、次元を超えた体験です。
ぜひ一緒に体験してみましょう!
*海は水族館と違います。 野生のクジラやイルカは近くに来ない場合もあります。
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